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『ゴジラ×コング新たなる帝国』すごく馬鹿げた作品‼ネタバレ考察‼前作を復習する順番を解説‼

9点作品

映画.comより引用

『ゴジラ✖コング 新たなる帝国』公開日決定‼作品情報/予告/評価‼

YOSHIKI
YOSHIKI
新作公開される『ゴジラ✖コング 新たなる帝国』どういった作品なのか?また、過去のゴジラ作品との関連性はあるのか?確認してみよう‼

今作、『ゴジラ✖コング 新たなる帝国』は、アメリカの製作会社レジェンダリー・エンターテイメントが東宝と提携して制作する「モンスターバース」というゴジラキングコングを主人公とした一連の怪獣映画のフランチャイズの第5作目にあたる作品です‼

モンスターバース5作目にあたる新作ゴジラを劇場で楽しむ為には、前作4作を復習して挑むのがお薦めだ‼
復習の順番は、以下の表にまとめるので参考にして欲しい‼

この怪獣映画のシリーズは、全世界で合計16億ドルの興行収入を記録し、批評家からもおおむね好評を博しています。ゴジラとキングコングの壮大な対決を楽しむことができるので、ファンにはたまらない作品たちなんです‼

前作4作の概要と配信先を紹介!

タイトル 作品概要
『GODZILLAゴジラ』(2014年)
アメリカ軍の核実験により、地球上の放射能温度が上昇し、古代生物が地下から這い上がる。その中で、怪獣「ゴジラ」も目覚め、古代生物との壮絶な戦いが始まります。主人公フォードは、父親の死と謎の生物たちに巻き込まれ、ゴジラと「ムートー」と呼ばれる別の怪獣との戦いに立ち向かいます。 この映画は、ゴジラの復活と壮大なバトルを描いており人気を集めた‼
   
『キングコング轆轤島の巨神』(2017年)

髑髏島と呼ばれる神秘的な無人島に、調査隊が潜入。島は古代生物で満ちており、巨大な生物たちと遭遇する。主人公たちは、キングコングという伝説的な巨神と対峙し、壮絶な死闘を繰り広げる事に。アクションとアドベンチャーが詰まった作品であり、キングコングの新たな物語を描いており大人気‼
  

『GODZILLAキング・オブ・モンスターズ』(2019年)

復活した神話時代の怪獣モスラ、ラドン、キングギドラとゴジラが激突!
世界の破滅を阻止するため、特務機関モナークが活躍!
この作品は、怪獣ファンにとって必見のエピックなバトルを描いており、他では味わえない巨大怪獣バトルが楽しめるぞ‼
  

『ゴジラVSコング』(2021年)
怪獣の王として君臨するゴジラと、古くから因縁のあるキングコングが対決する姿を描く
特務機関モナークは、巨大怪獣の故郷の手がかりを探る中で、深海から再び現れたゴジラによる世界の危機を解明しようとする。一方、キングコングを髑髏島から連れ出し、ゴジラとの壮絶な戦いを繰り広げる!
  

映画.comより引用

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『ゴジラ✖コング 新たなる帝国』
総合満足度:4.0

映画.comより引用

ストーリー3.0
演出3.5
面白さ5.0
余韻4.0
リピート4.5

ストーリー

怪獣と人類が共生する世界。未確認生物特務機関「モナーク」が異常なシグナルを察知したことを発端に、ゴジラが君臨する地上世界とコングが生きる地底世界の2つのテリトリーが交錯し、ゴジラとコングが激突する。しかし、その先には人類にとってさらなる未知の脅威が待ち受けており、怪獣たちの歴史と起源、さらには人類の存在そのものの謎に迫る新たな冒険が繰り広げられる。

予告動画

作品情報

『ゴジラ✖コング 新たなる帝国
アダム・ウィンガード
 監督 代表作

✅Netflix実写版「デスノート」(2017年)
✅GODZILLA(2014)年
✅ゴジラVSコング(2021年)

キャスト/キャラクター紹介!

キャラクター 役名/キャスト/役柄
アイリーン・アンドリューズ(演:レベッカ・ホール)
怪獣達の調査を行う研究機関「モナーク」の人類言語学者。
『プレステージ』『それでも恋するバルセロナ』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』など話題作に出演!
トラッパー(演:ダン・スティーヴンス)
「モナーク」所属の獣医。コングの主治医を務め、虫歯の治療も行った。
「誘拐の掟」、「ナイト ミュージアム エジプト王の秘密」などに出演し、ディズニーの実写版「美女と野獣」で野獣役に抜擢された。
バーニー・ヘイズ(演:ブライアン・タイリー・ヘンリー)
ポッドキャスト「大怪獣の真実」を配信しながら怪獣たちに関する陰謀を主張する陰謀論者。
「ロスト・マネー 偽りの報酬」「ビール・ストリートの恋人たち」で注目を浴びる!
ジア(演:カイリー・ホットル)
耳に障害を抱えている髑髏島の先住民イーウィス族の少女。アメリカ手話で会話します。

映画.comより引用

前作4作のざっくりあらすじ!

以下からは、前作のネタバレを含みます‼前作をまだ鑑賞していない方は、注意して下さい‼

①GODZILLA(2014年)

●アメリカは核開発を行う傍、モナーク計画というものを推進。ビキニ環礁で尾びれを持つ巨大な生物を確認し、それは核実験の爆発により消えてしまう。
●1999年、フィリピンで炭鉱調査をする芹沢博士は、炭鉱内で巨大な恐竜のような化石を発見。同じころ、日本の雀路羅市の原子力発電所で働くブロディ夫妻は、突然の地震により妻が亡くなってしまう。
●現在、ブロディ夫妻の息子であるフォードは、日本で父が警察に逮捕されたという知らせを受け、日本に向かいます。父は原発事故の跡地へ調査に行き、そこでモナーク機関が取り仕切っている巨大生物を目撃する。
●生物は羽化を開始し、その過程の混乱により、父は重傷を負い亡くなってしまう。フォードは巨大生物の説明を受け、羽化した生物はムートーと名付けられ、ハワイのオアフ島を襲撃。
60年ぶりに姿を表すゴジラも登場し、ムートーとの壮絶な戦いが繰り広げられ、最終的にゴジラがムートーを放射熱戦で絶命させ、核弾頭は洋上で爆発!フォードは家族と再会し、ゴジラは海へ泳いでいき姿を消す。

②キングコング轆轤島の巨神(2017年)
●優秀なイギリス兵であるジェームズ・コンラッドは、大金をオファーされて米軍と共に未知の島「髑髏島」へ向かう。そこで彼は巨大な猿、キングコングに遭遇。
●キングコングの襲撃を受けた一行は、島にはキングコング以外にもさまざまなモンスターが存在することを知る。
●キングコングは島の先住民を守っている存在であり、スカルクローラーという別の怪物も島に存在。28年前に島に降り立った兵士ハンク・マーロウ中尉が登場し、キングコングとスカルクローラーの存在を説明。
●主人公たちは、キングコングとスカルクローラーとの壮絶な戦いに巻き込まれるが、最終的にはキングコングがスカルクローラーを倒し、島は再び平和になる。

③ゴジラ キングオブモンスターズ(2019年)
●政府とモナーク機関は、怪獣たちの存在を隠蔽してきましたが、怪獣たちの活動が活発化し、世論から責任を問われている。
●そんな中、ゴジラとキングギドラの壮絶な戦いが繰り広げられるが、最終的にはゴジラがキングギドラを撃破し、地球の平和を取り戻す。
●しかし、新兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の投入により、ゴジラの生命反応は消失し。一方、モスラは滝の上で巨大な繭を作っており、新たな展開が待っていることを暗示して終わりを迎える。

④ゴジラVSコング(2021年)
●ゴジラがギドラを倒して地球の巨大モンスターの覇者となってから5年後、地上で活動する巨大生物はゴジラとコングだけです。髑髏島でコングは秘密機関モナークが建てたドームの中に閉じ込められていた。
モナークの言語人類学者・アイリーン・アンドリュース博士は、島の部族の唯一の生き残りで耳の不自由な少女・ジアを引き取り、彼女とコングの心を通わせる手話を使って意思疎通できるようになる。
●アメリカ・フロリダ州ペンサコラではハイテク企業・エイペックス・サイバネティックス社の元社員・バーニー・ヘイズが同社の陰謀を暴こうと研究所に潜入します。そこでゴジラが突然上陸して研究所を破壊!
●バーニーは巨大生物を操るのに使われる装置を目にする。モナークでゴジラを追跡している科学者・マーク・ラッセルの娘・マジソンは、ゴジラが突然上陸した理由を探ります。バーニーのポッドキャストのファンである彼女は親友のジョシュを連れてバーニーの居場所を突き止め、3人でエイペックスの謎を解明しようとする。
●エイペックスの社長・ウォルター・シモンズは、元モナークの科学者・ネイサン・リンドを地底世界の探検に誘う。

●ネイサンはコングを地底世界のガイドに使うため、髑髏島に向かう。コングは地底世界から来たのだから故郷に帰るべきだと言って納得させる。
●ウォルターの娘・マヤ率いるエイペックスのチームも加わり、コングを輸送船に乗せて地底世界への入り口がある南極を目指す。
●コングと一行はオスプレイで地底世界への降下を開始。地底世界は髑髏島に似た環境で、コングの祖先の建物や壁画を発見。コングはゴジラの骨で作られた輝く斧を手に入手。
●香港基地でメカゴジラを発見したマジソンたちは、キングギドラの神経を使って精神力で操縦するセリザワを目撃。
●地底のエネルギー源を発見し、香港の研究施設に送信。ゴジラが香港に上陸し、地底の世界との接続口を開けしまう。
●コングとゴジラはメカゴジラと対決し、壮絶な戦いが繰り広げられるが、コングは輝く斧を使ってメカゴジラを倒します事に成功する。

前作の評価はどうだった⁉

タイトル 海外レビューサイト評価と興行収入
GODZILLA(2014年)
●海外映画レビューサイトRotten Tomatoes
⇒批評家評価:76%、一般評価:66

●世界興行収入(合計524,976,069ドル:79億円)シリーズ2位‼
⇒日本:32億円、アメリカ:200,676,069ドル(約30億)
●製作費:160,000,000ドル(約24億円)
キングコング髑髏島の巨神(2017年)
●海外映画レビューサイトRotten Tomatoes
⇒批評家評価:76%、一般評価:69

●世界興行収入(合計566,652,812ドル:86億円)シリーズ1位‼
⇒日本:20億円、アメリカ:168,052,812ドル(約26億)
●製作費:185,000,000ドル(約28億円)
GODZILLAキングオブモンスターズ(2019年)
●海外映画レビューサイトRotten Tomatoes
⇒批評家評価:42%、一般評価:83

●世界興行収入(合計387,300,138ドル:58億円)シリーズ4位‼
⇒日本:28.4億円、アメリカ:110,500,138ドル(約16億)
●製作費:170,000,000ドル(約15億円)
 ゴジラVSコング(2021年)
●海外映画レビューサイトRotten Tomatoes
⇒批評家評価:76%、一般評価:91

●世界興行収入(合計:470,116,094ドル:約71.3億円)シリーズ3位‼
⇒日本:19億円、アメリカ:100,916,094ドル(約15億)
●製作費:170,000,000ドル(約15億円)
シリーズ累計:約294億円
映画.comより引用
以下からは、ネタバレに触れるに感想になりますのでご注意下さい‼

『ゴジラ✖コング 新たなる帝国』ネタバレ考察

すごく馬鹿げた作品になっている!

YOSHIKI
YOSHIKI

はじめに言っておこう。
「馬鹿げている」は、最高の誉め言葉だ!

ゴジラやコングが人間世界に登場し、モンスターバースとしても5作目を迎えた今作ですが、人間世界に起きた出来事であるが故に人間ドラマ要素も求められ、かつ、怪獣映画としての盛り上がりも期待されている。

シリーズ3作目『ゴジラ キングオブモンスターズ』は、その良い例で人間ドラマも怪獣映画としての盛り上がりも両方取り入れようと欲張り、僕的には味のしない作品に感じた。
結局どちらも中途半端に終わってしまったからだ。
中途半端な人間ドラマは、間延びして感じられ、せっかくの迫力ある怪獣アクションが観られたとしても、作品自体が退屈で長く感じてしまう。

その点、今作はどうだっただろうか?

僕の印象では、極力いらないものをそぎ落として怪獣同士のラストバトルへ向けてテンポ良く駆け抜けた印象があります。
それを人間ドラマが薄い、中身の無い作品という声もあるだろう。

確かに馬鹿げた設定も追加され、ゴジラは走るし、コングは虫歯に悩まさせ、右手にはアーマーを装着して戦うし…。敵は、ほとんど『猿の惑星』だし、中身は無いって言いきっても問題ない。

だけど、その分、過去作で一番、怪獣に寄り添えた気もする。
ゴジラの序盤の行動の意味やコングが唯一の生き残りとして地下空洞で生きていく様子や葛藤、そこからラストの最終決戦に向けた都合の良いストーリーだったかもしれないけど、すごく面白かった。

人間ドラマのほとんどをそぎ落とした事で怪獣映画としてのテンポの良さを得た。
かといって人間ドラマが全くの「0」かというとそうでもない。

それは、過去作のアドバンテージがあったからだ。
『キングコング髑髏島の巨神』で怪獣達の調査を行う研究機関「モナーク」の人類言語学者であるアンドリューズは、耳に障害を抱えている髑髏島の先住民イーウィス族の少女ジアを引き取り、自分の娘として育てている様子が描かれる。

過去作での出会いから引き取られた現在のジアは、人間社会で生活する難しさや孤独を感じており、そこが唯一の生き残りであるコングと共通する部分だったり、実際の親子で無い2人の関係性まで描けている。

過去作との繋がりがあって少しずつ人間ドラマにも深みが増している事を考えると、シリーズとして1つの成功とも言えるとも思う。

序盤のゴジラの謎行動とピンク色!

今作のコングは、虫歯に悩まされたり、色んな表情を見せてくれ、より近い存在に感じる事が出来た。

そもそもコングは、ジアを始めとして人間と意思疎通が取れる優しい存在であり、共通言語は無くとも、コミュニケーションを図るシーンを描きやすく、可愛いなって感じる事も多かった。

対するゴジラは、どうだったのか?

人間と意思疎通が取れないゴジラは、何を考えて行動しているのかが不明。
イタリアで怪獣と戦った後、コロッセオ内で身体を丸め横になって眠ったり、核施設で放射能を吸収したり、北極海で怪獣の巣に突撃したりと謎行動が多かった。
この謎行動のお陰もあって物語に集中して観る事が出来たし、話の大半をコングサイドに置いているもの良かったと思う。

コングがゴジラを呼び寄せる為に地上に向かった際もコングを見るや否や突進して来ていたが、頭の悪さが逆に可愛く感じる。
コング目掛けて突進する様子に困惑する様子のコングもしゃべっていないのに「ちょ、待てよ」ってキムタクみたいな事を言っていそうで面白かった。

コングが暮らしていた地下空洞の未開拓エリアでは、ジアと同じイーウィス族が暮らしており、イーウィス族は、壁画を通してこれから起こる悲劇をSOSとして信号を送っていた。
そのSOS信号をゴジラも感じ取り、これから始まる戦いに備え放射線を集めていたという序盤の謎行動も割とシンプルに明らかになる。

放射能を集めパワーアップした姿が「ピンクゴジラ」だ!

こうやって感想で振り返っていくと、ストーリーの薄さを実際に感じるけど、それで良かったし、観たいものが観れた満足感の方が高い。

ゴジラも馬鹿ぽくて愛嬌があるし、様々な設定も馬鹿げている。
人間ドラマもうっすいけど、僕的には、モンスターバース全5作中最も面白く、満足感に包まれ映画館を後にしたという余韻に包まれ今、感想を書かせていただきました。

以上、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』のネタバレ感想でしたー!
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