作品Topics
〇シリーズ1作目の公開から22年も爆走を続け、ド派手なアクションでメガヒットシリーズへと成長した『ワイルドスピード』最新作がついに公開。10作目となる本作では『トランスポーター』シリーズの実力派ルイ・ルテリエ監督が初メガホンを取り、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)をはじめとしたお馴染みの顔ぶれが再集結する!
〇今作は、第5作でブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。父が殺されるのを目撃したダンテによる積年の復讐の炎が燃え広がり、ファミリーは壊滅状態に…!
〇第8作ICE Breakから参加のシャーリーズ・セロンに第9作から登場したドミニク弟役のジョン・シナはもちろん、アクアマンのジェイソン・モモアにキャプテンマーベルのブリー・ラーソンも新規参入する今作はますます盛り上がりを見せてくれそうです。
〇ワイルドスピードシリーズは、全世界興行収入9000億円を超える大ヒットシリーズ!
〇ワイルドスピードシリーズは、車でやらないで良い事をあえて車で挑戦するチャレンジカーアクションで頭を空っぽにして観れ、カーアクションのど迫力と爽快感がえげつない+ノリノリな音楽+仲間を思う”家族”の熱い魂 が魅力だ!
あらすじ
今作は、復讐の炎がファミリーを襲う!
パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていたのだ。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまう。さらにダンテは、ドミニクからすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向ける。(映画.COMより引用)
映画館推奨率/リピート率は?
〇映画館推奨率は、100 %です!
シリーズ完結まであと1作を残していますが、現時点ではシリーズ最高傑作と言っても過言では無いと思います。全編クライマックスのような盛り上がりは映画館でなきゃ勿体ない!
僕は、IMAXで鑑賞したんですが、めちゃくちゃ最高で大成功でした。
今ならA3のカッコいいポスターも貰えるので、ぜひね、映画館で…
出来ればIMAXで鑑賞できると最高に気分が盛り上がるに違いありません!
IMAXは、映像美、音響が最高なので、ワイスピの世界に没入できますよ!
〇リピート率は、100 %です!
これは、リピート確定です!
もう一度見たいシーンが多過ぎます!序盤のあの音楽が流れるシーンに、ジェイソン・モモアの怪演でしょ、テンポが早いのに驚きが多く、感情もテンションもファイヤーブーストでしたから落ち着いてもう一度見たいって思う人も結構居ると思うなー!
シリーズの復習/予習方法の必要性は?
今作(シリーズ10作目)を鑑賞するには、過去作の復習が必須になります。
理由としては、シリーズ8作目ワイスピ ICE Breakからファミリーの前に立ちはだかるサイバーテロリストのサイファー(シャーリーズ・セロン)や、シリーズ5作目MEGA MAXに敵として登場したエルナン・レイエスの息子ダンテ(ジェイソン・モモア)も登場し、頭脳戦だけでなく、激しい肉弾戦も繰り広げる展開があると思います。
過去作との絡みがある訳です!
また、シリーズを通してファミリーの絆や失った仲間への想い、シリーズが積み上げてきた挑戦…
歴史があるから絶対にあり得ないカーアクションを心から楽しめると思っているので、今作鑑賞前にはしっかりと復習/予習をしてから望んで欲しいなと思います!
おすすめの復習/予習方法は別の記事で解説したので、そこを参照してもらえると嬉しいです。
他に、ワイスピが大人の事情を抱えた作品である事…、なぜ、時系列がバラバラになってしまったのか?も詳しく解説しています↓↓↓
1から見始めてまで観る価値はあるのか?
今日、鑑賞してきて観る価値ありだと確信しました。
シリーズは色々大人な事情もあり、時系列が変わってしまったり、脚本が修正加えられたりと、始めから大ヒットを想定して作られてきた作品では無いけれど、最終章を迎えた今、これまで積み重ねて観てきた想いが込み上げてくるような印象もありました。
まだ、これから後1作残っていて、それでワイルドスピードシリーズは完結すると言われています。
シリーズが終わりを迎える時には、大抵大きな感動と記憶に残るラストになると思います。
今からでも鑑賞見始めて、ラストに向けて一緒に盛り上がっていけたら嬉しいので、一緒に頑張りましょう!
作品にまつわるトリビア
メイキング映像から感じるキャストの作品への愛が嬉しい!
メイキング映像では、お馴染みのキャラを演じたキャストからコメントがあり、ドム役のヴィン・ディーゼルからは「サーガが始まって22年。ここまで続いたのは幸運でしかない」と感慨深く語る様子から始まると、最狂の敵ダンテを演じたジェイソン・モモアは「ワイスピに出るのが夢だった」と語った!
謎の新キャラクター、テスを演じたブリー・ラーソンは「何度もせがんでようやく出られた」と、ワイスピへの待望の参戦に笑顔を見せた!
レティ役のミシェル・ロドリゲスは「実際の街中を爆走するのが『ワイスピ』の醍醐味」。
ジェイコブ役のジョン・シナは、「本作も衝撃的なスケールだ」。
ハン役のサン・カンは「いまだに夢見心地だ」とお馴染みのファミリーたちも口々に続き、新旧ファミリーの“ワイスピ愛”が炸裂した!
当初予定していた監督はジャスティン・リンだった…
本作の脚本は、これまで「ワイスピ」シリーズで5作の監督を務めてきたジャスティン・リンによって執筆されました。 当初リンは本作でもメガホンをとる予定でしたが、「創造的な違い」を理由に降板。
その後、トランスポーターのルイ・レテリエ監督へオファーしたが、始めはシリーズが巨大過ぎて断ろうと思っていたとコメント!その後、ジャスティン・リンのやってきた事を全て見せてくれと依頼し、その全てを取り入れながら自分の作品に出来る可能性を感じ承諾したらしい!
撮影が始まる直前だった事からほとんど準備期間無く、制作に関わったことを明かし、成功出来たのも最高のクルーが揃っていたからだと感謝の想いを述べた!
ドムの愛車ダッチチャージャーが海を越えて来日?
全国各地を回る予定となっており、会場と会場の移動には専用の大型トラックを使用するらしい!展示会場でしか入手できない限定グッズや各種キャンペーンも実施するとの事。
5月5日(金・祝):奈良県・イオンモール大和郡山(シネマサンシャイン大和郡山) 5月6日(土):大阪府・イオンモール四條畷(イオンシネマ四條畷) 5月7日(日):大阪府・おおきにアリーナ舞洲 場外特設会場 5月11日(木):岡山県・シネマタウン岡南(TOHOシネマズ岡南) 5月12日(金):広島県・イオンモール広島府中(広島バルト11) 5月13日(土):福岡県・リバーウォーク北九州(T・ジョイリバーウォーク北九州) 5月14日(日):福岡県・イオンモール福岡(イオンシネマ福岡) 5月19日(金):東京都・オリナス錦糸町(TOHOシネマズ錦糸町) 5月20日(土):東京都・調布駅前広場(イオンシネマ シアタス調布) 5月21日(日):千葉県・フェスティバルウォーク蘇我(T・ジョイ蘇我) 5月23日(火):埼玉県・MEGAドン・キホーテ 浦和原山店/MEGAドン・キホーテ 春日部店 5月27日(土):愛知県・中川コロナワールド駐車場(中川コロナシネマワールド) 5月28日(日):岐阜県・大垣コロナワールド駐車場(大垣コロナシネマワールド) 5月30日(火):福島県・MEGAドン・キホーテ ラパークいわき店(Yahoo!ニュースより引用)
完結は本当に次作11作目?
11作目の続編は2025年に公開予定!監督は、2部作と公表しているが、もしかしたら3部作になるかもともコメントしている!
なぜ、公開順と時系列順が異なってしまったのか?
第1作目の主人公を演じたヴィン・ディーゼルは、脚本が前作に比べて劣っていると言って、続編への参加を辞退した。監督を務めたコーエンも続編を辞退し、ディーゼルが主役の映画『トリプルX』(2002年)の開発を選択した。
ユニバーサル社は第3作でディーゼルを呼び戻そうとしたが、彼は他のプロジェクトや脚本を嫌って再び辞退。 1作目と2作目でのディーゼルと主演を務めたポール・ウォーカーや他のオリジナルキャストの復帰も確保できなかったため、ユニバーサル社は3作目をリブートとして作品を再始動させた。
上記の事から第3作目にいきなり知らないキャストが登場する混乱や不人気が生じたとされている。
しかし、第3作目にカメオ出演した事で気を良くしたディーゼルは第4作からシリーズ復帰を果たす事になる。
この4作目からワイスピの再スタートとなり、これまでのストリートレースの要素を完全に排除し、車を使った強盗アクションシリーズに転換した!
これまで挙げた事で分かるようにワイスピシリーズは計算されて10作目にあたる今年公開のファイヤーブーストにたどり着いたのではなく、行き当たりばったなシリーズなのだ!
ヴィン・ディーゼルが、10作目でシリーズを終わらせると発表している理由は?
ヴィン・ディーゼルが、10作目でシリーズを終わらせると発表している理由は、故ポール・ウォーカーと交わした約束があるからだった。
ヴィンは、2013年にポールと参加したインタビューの様子を思い返し、「彼は(映画が)継続していたことをいつも喜んでいたよ。自分のブラザー(※ヴィンのこと)が配給会社よりも先に映画について考えを巡らせ、他の誰もが知る前に新作が次々と作られ、彼にとって満足いくストーリーが続いていたことに対して、いつもワクワクしていたし、誇らしげだった」と、『ワイスピ』がシリーズとして成功したことをポールが喜んでいたと告白。
そしてヴィンがポールに「このシリーズは10本続けられるな」と言うと、ポールは目を輝かせ「え?あり得ない!」と笑ったそう。その夜2人はシリーズの将来について話し合い、10作目まで続けることを約束。ヴィンは「他の人にとっては何の意味もないかもしれないけれど、個人的なレベルでは俺が弟(ポール)とした約束だ」と語った。(FRONTROWより引用)
ネタバレ無し感想/レビュー
いやぁ、めちゃめちゃ激熱でしたねー!
ワイルドスピードシリーズは今作ファイヤーブーストと次作で完結すると言われていて、シリーズ初の2部作構成となっており今作はその前編とも言える話になっている。
後編があるというお陰か、1つ1つの描写をこれまでより時間を掛けて描いている印象があった。
迫力満点のアクション場面だけでなく、今回は人間ドラマ…そこにも力が入っているように感じた。
僕は、ポール・ウォーカーが撮影中に事故で亡くなってしまったsky Missionが大好きだ。
多くの方がワイスピで好きな作品はどれかと聞かれたらそう答えると思う。
その悲しさをも乗り越えて最高の結末を迎えるべく、これまでシリーズが築き上げてきたもの…
全ての要素や設定をつぎ込んだ…
集大成への階段を上っていくような作品でした。
今作は、5作目に登場したブラジルの麻薬王のレイエスの息子ダンテ(ジェイソン・モモア)が登場する為、5作目のクライマックスが序盤に流れるですが、泣いたね!
画面に映るのは、過去作の映像ではあるが、ブライアンだった…
バックに掛かるのはあの曲…See You Again…はぁ、いきなり泣かされた。
そして、今回のヴィランを演じたジェイソン・モモアの怪演が良い!
やられたらやり返す倍返しの精神で10年間、父を殺された恨みを募らせ準備してきた最凶の敵。
誰も信じず、繋がりの無いダンテは金や狂気と長年の計画性でファミリーを追い込む。
繋がりの無いものは弱みが無く、強いのに対して、ファミリーの繋がりが強さは時には弱点となる。
今作は、繋がりの無いものが繋がりのあるものを極限まで追い込むというこれまでに無いピンチを迎え、気持ちもハラハラドキドキ展開の連続でした。
サプライズも最低でも2つはあった。
もっと作品について話を続けたいが、今作はネタバレ禁止作品だし、もしこれを読んでいる人の楽しみを奪う事にもなりかねないのでここまでにしよう!
まだ、あと一作を残しており、今作もシリーズ最高傑作だと思っているが、きっとまだまだフルスロットルではないのだろう。
ワイスピシリーズはそうやって僕らファンの期待を超えてきたのだから!
ますます盛り上がるだろう次作2025年を楽しみにファイヤーブーストをリピートしたいと思います。