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Netflixオリジナル映画『タイラーレイク‐命の奪還‐』続編配信直前!本当に面白いの?

8点作品

一切の笑いを封じたクリヘムアクション!

作品情報😀

作品名:タイラーレイク‐命の奪還‐
制作国:アメリカ
配信開始:2020年4月24日 Netflixオリジナル配信
上映時間:117分
監督:サム・ハーグレイブ(初監督作品)
制作:ルッソ兄弟(アベンジャーズ・エンドゲーム)
ジャンル:アクション
前半は、ネタバレなしで、後半からはネタバレありで感想を書いています。
「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズワースが主演!
「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズの監督ルッソ兄弟が製作!
「アベンジャーズ エンドゲーム」などでスタントコーディネーターを務めたサム・ハーグレイブが初メガホンをとったNetflixオリジナル映画!
〇Netflixにより全世界独占配信され、1週間で9000万以上の視聴世帯数を記録。当時のNetflixにおける1か月の視聴世帯数史上最高記録を、わずか1週間で塗り替えた!

あらすじ📒

誘拐された少年を奪還するべく敵だらけの街に潜入する傭兵の死闘を描いたサバイバルアクション。裏社会の危険な任務を生業とする凄腕の傭兵タイラー・レイクは、ムンバイで誘拐された犯罪組織のボスの息子を救出するため、ギャングが支配するバングラデシュのダッカ市街地に向かう。敵のアジトに単身突入したタイラーは少年の奪還に成功するが、街中のギャングたちから猛追を受ける。絶体絶命の状況の中、卓越した戦闘スキルを駆使して戦うタイラーだったが……。(映画.COMより引用)

Netflix映画『タイラーレイク‐命の奪還‐』予告動画🎬

ネタバレなし感想🤔

僕がNetflixに加入するきっかけになった作品です!

2020年4月、世界中の人々が新型コロナウイルス感染拡大による自宅隔離中であることも手伝って、当時のNetflix最高の視聴世帯数を獲得した!

配信開始から最初の4週間で9000万世帯が視聴する大記録を叩き出し、早くから続編制作も決まっていた作品です。

この作品の1番の売りはアクション!
YOSHIKI
YOSHIKI

この作品ね、アクション以外の全てのPOINTがどれだけ悪くても認めてあげたくなるくらいにアクションシーンが最高なんですよ。

で、この作品の監督が凄い。名前は、サム・ハーグレイブ。

し、知らねぇー😣!

初監督作品でこのアクションクオリティを魅せるってどんな経歴なんだろうと思い調べてみました。

2000年代頃からスタントマン及び、スタント・コーディネイターとして活動していたらしいです。

アクション映画好きならアクションシーンが俳優さんじゃなく、スタントマンが演じているのが大半である事を知っていると思いますが、命がけで取り組んでいる割に光の当たらない縁の下の力持ち的な存在で地味ですよね、スタントマンって。

調べていくと、スタントマンから映画監督へのキャリアUPを図った監督が他にも居て、「アトミック・ブロンド」「デッドプール」「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」などを手掛けたデヴィッド・リーチに、「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルス

この2人が監督している作品ってなると観たくなるくらいに、アクション映画としての信頼度が高い。

この2人に新たにスタントマンから映画監督への道に加わったのが、今作の監督サム・ハーグレイブ

彼が関わったスタントは、タイラーレイク制作のルッソ兄弟の代表作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」や、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」をはじめ、ベン・アフレックが会計士と裏の顔を持つ「ザ・コンサルタント」など有名作品が多数!

新たにアクション映画界を牽引する存在として今後も監督サム・ハーグレイブに注目であり、初監督を務めた『タイラーレイク‐命の奪還‐』のアクションも未見ならぜひ、楽しんで欲しいなと思います。

映画タイラーレイク‐命の奪還‐の画像

Netflix映画「タイラー・レイク 命の奪還」
4月24日(金)より独占配信開始

✔『タイラーレイク‐命の奪還‐』観る前に気になるCHECK POINT👍

ワンカット風のアクションシーンが凄い!舞台は、インドやタイで、砂埃が舞う市場などの密集地帯で行われるワンカット風撮影がアクションの迫力を2倍にしている。
感情移入しやすいキャラクター!派手なアクションだけじゃなく、複雑な心情を抱えたキャラクターの想いや決断が見て取れるのは、アクションシーン以外に感じる魅力の1つだ!
ホテルムンバイに出てくるような少年兵が観ていてキツイ。貧困で生きる為に盗みや殺しをしたり…、兵士として生きるしか無いという闇の部分もよりシリアスな雰囲気を出しているが、苦手な人は居ると思う。
◎1人で鑑賞3.5:アクション好きは観ておかないと!
◎恋人と鑑賞2.5:あまりお勧めできないが、アクション好きなら👍✨
◎家族と鑑賞4.5:みんなでワイワイ盛り上がると思う!
◎子供と鑑賞2.0:アクション映画が好きなってしまうはず!

作品の口コミ紹介!

Filmarksより
Filmarksより

「ジョン・ウィック」を彷彿とさせるような「倒す」ではなく「殺す」アクションが多くて、途中一瞬だけ「倒す」アクションもやるけど基本的に敵も味方も殺意が無茶苦茶高い。
けど、何だろうなぁ今にして思えばアクションくらいしか覚えていない。

Filmarksより
Filmarksより

ドラマパートが面白くなく、長かった記憶があったが、別にそこまで感じずに楽しめた。若干中盤が間伸びた感があったが、許容範囲だと思う。配信クオリティとは思えない程アクションの質が高いし、中盤の擬似ワンカットアクションなんか緊迫感も相まって最高に面白い。

ネタバレあり感想🤫

アクションシーンの何が凄いの?
YOSHIKI
YOSHIKI

アクションの見どころPOINTは大きく3つあります。

①ひとつ目は、誘拐された少年オヴィーを救出するアクションシーン。

②ふたつ目は、オヴィー救出の依頼をしてきた裏切りの元特殊部隊サジュと腐敗した警察から逃げながら魅せるアクションシーン。

③最後は、救出ヘリへ向かう橋を横断するクライマックス!

さすが、スタントコーディネーターをしていただけあって安定の迫力を味わえました!

特に好きだったのが、ふたつ目のアクションシーンです👍✨

ひとつ目のアクションは、主人公であるクリヘムの凄さ、傭兵としてのスキルを紹介するようなシーンで、そこでのアクションは救出するチームも機能しており、計画的なものでした。

脱出する船が襲撃され、チームが壊滅し、また、腐敗した警察も接近してきて、計画通りにいかなくなってからが本当に凄かったし、面白かったです。

襲撃したのは誰か?警察とは別の誰か?謎を抱えたまま、この2つの脅威から少年オヴィーを守りながら戦ったふたつ目のアクション見どころシーンだけでも映画館でお金を取れるクオリティです。

車の後部座席から撮影された映像は、まるで一緒に車に乗っているかのような気分になる。

車を捨て建物内に逃げ込んだ後、追尾する警察の背後から撮影。撮影視点が流れるように主人公タイラーや少年オヴィーの追尾映像に移り変わり、まるでその場に居るかのような感覚を味わえる。

それは、ちょっと酔ってしまうくらいに迫力がある。

建物から建物に飛び移ったり、もみ合いになり、屋上から道に落下したり、車に轢かれる主人公。

それらが休む暇も無く、押し寄せてくるのだ。まるで、近くで観ているような感覚のまま。

鑑賞していて「どんな風に撮影しているのか?」という疑問を皆が抱くだろう。

後部座席からの撮影や警察背後からのシーンは分かりやすい。

しかし、車に轢かれるシーンや建物から建物へのジャンプシーンはどう撮影しているんだろう。

下記にメイキング映像を添付するので観てもらえば簡単なんですが、車のボンネットに監督が括り付けられカメラを持って撮影したり、建物から建物へジャンプすれば一緒にジャンプする訳です。

スタントマンの経験があるサム・ハーグレイブ監督だからこそ出来る神業撮影だと思います。

そこを理解すると、すごく贅沢なシーンである事が分かります。はぁ、感謝。ありがとう、監督。

アクション以外の見どころPOINT!

今回の任務は、誘拐された少年オヴィーを救出する為、元特殊部隊のサジュから依頼されたものでした。サジュは、家族の命を刑務所に居る麻薬王であるオヴィーの父親から狙われ、また、主人公タイラーらに依頼する資金も無く、家族を守る為に依頼を途中で裏切る選択をします。

裏切られた今回の任務では、傭兵であるならば、救出対象の少年オヴィーよりも自身の命が大事だと思いますが、タイラーは頑なにオヴィーを助ける事を選択する訳なんです。

なぜ、命を懸けて麻薬王の息子オヴィーを助けようとするのか?

理由は、リンパ腫によって亡くなった息子への想いでした。作中、度々、もやの掛かった映像の中に小さな子供のようなシルエットが映し出されます。

タイラーは、息子がやがて亡くなってしまうという現実が受け入れられず、自らアフガニスタン出征を志願していた過去が明らかになっていきます。

オヴィーは、命がけで自分を守ってくれるタイラーに「勇気がある」と話しますが、タイラーは、息子の死から逃げた自身の後悔を話してくれる訳です。

オヴィーを助ける事に拘ったのは、きっと息子の死から逃げた過去の自分に対する罪悪感から来る行動だったんだろうなと感じましたね。

そういった感情移入しやすい登場人物像は、僕的にかなり好きでしたね。

ラストの描き方も好印象で、過去の罪悪感をオヴィーに話した時に、タイラーにオヴィーはこう話し掛けます。

「溺れるのは川に入ったからじゃない。ずっと川底に居るからだ

ここで、冒頭のタイラーがダイブ後、川底で座っている描写と繋がりが持て、最後にオヴィーがプールからダイブし、光を目指し浮かび上がった先に、ぼやけて映る人の影は、少しは、罪悪感から解放されたタイラーだったように感じます

アクション以外は、割と低評価コメントを見掛ける今作ですが、僕は、アクション以外のこういう描写が凄く好きでしたね。

あの後、どう生き残ったのかも気になるし、絶対に続編も鑑賞したいと思います。

以上、映画『タイラーレイク‐命の奪還‐』の感想でしたー👍

気になる作品の点数は?😣

10点中/ 点です!

最後に😀

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