高所恐怖症の方こそ楽しめる作品！
作品情報😀
| 作品名 | FALL フォール |
| 制作国 | イギリス／アメリカ |
| 公開日 | 2023年2月3日 |
| 上映時間 | 106分 |
| 監督 | スコット・マン |
| ジャンル | ワンシチュエーション |
| 映画サイト評価 | ◎映画.com： ◎Yahoo!映画： ◎Filmarks： |
〇地上600メートルのテレビ塔を舞台にしたスリラー。使われていないテレビ塔の頂上まで登ったもののはしごの崩落で取り残された女性たちが、決死のサバイバルを繰り広げる。
〇限られたシチュエーションを駆使してド迫力のアクションを創り出してきたスコット・マンが監督を務める。『ファイナル・スコア』では実際のサッカースタジアムを使って爆破シーンを撮影し、ロバート・デ・ニーロ、ジェフリー・ディーン・モーガン主演『タイム・トゥ・ラン』では走行するバスの中で次々と巻き起こる出来事を描いた。
(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
あらすじ📒
キャラクター紹介‼
(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
主な登場人物はこの2人で、2人の関係性が地上600ｍの塔の上でどうなっていくのか注目だ！
◎左側：ベッキー・・・グレイス・キャロライン・カリー ロッククライミングで夫を亡くし、哀しみにくれる女性。友人のハンターの誘いで夫の遺灰を600ｍのテレビ党の上でまかないかと提案され決意する。
◎右側：ハンター・・・バージニア・ガードナー ベッキーとその夫とも共通の友人。お調子者で危険な事で生きている実感を味わうタイプ。傍に居てくれるだけで元気をもらえる女友達という雰囲気がある。
映画『FALL フォール』予告動画🎬
ネタバレなし感想🤔
スリル満点の600ｍテレビ塔からの景色で心拍数も600越え！
ストーリーはシンプルなんです！
クライミング経験のある女性2人が地上600ｍのテレビ塔に昇るというもの。
地上600ｍってどれくらいの高さなの？って思いますよね？
東京スカイツリーの高さが、634ｍらしいので、だいたいそれくらいの高さを昇るわけなんですが、これがね、見に見えて老朽化しているんですよね😣！
しかもね、この塔、実際にカルフォルニアにあるらしくて、その上、まだ通信タワーとしての役割を担っているらしい🤔！
その実際にある600ｍの塔に昇るシーンを撮影したのか？
いえ、そうでは無くて、30ｍ程度のタワーを建設して撮影したそうですよ😣！
なんだ、600ｍじゃなくて30ｍかぁ…😀✨
いやいや、30ｍでも十分高い。30ｍってofficeビルならだいたい7～8階建てに相当するらしいですよ。
その20倍の高さの塔に昇るって想像するだけで怖さがじわじわ出てきて足も手も震えてきちゃいそうですよね。
30ｍの建設した塔をより高く見せる為に、山の頂上に建設したみたいです。
このセットでの撮影って想像しているよりもずっと過酷だったろうな。
なんで、こんな塔に昇る事を決めたのか？
それは、悲しい過去に向き合う為なんですが、過去に向き合う為に、人生最大のピンチに挑むなんて全く共感できませんが、友達や家族と鑑賞すると間違いなく盛り上がる作品になっています。
自分ならどう行動するのか？状況を打開する為に行動できるのか？
登場人物の感情とリンクしながらスリル感を味わえるワンシチュエーション作品。
かなりおすすめになっていますので、まだ、未鑑賞の方は、ぜひご覧になって観て欲しいです。
✔『FALL フォール』観る前に気になるCHECK POINT👍
(C)2022 FALL MOVIE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
作品の口コミ紹介！
もうずっと手汗が止まらん
思い出すだけでも手汗出てくる
ハラハラしたーーー
でもちょっとんー🤔って所もあったけど、まぁ良きかな🤓
とにかくずっと手汗がドバドバ出るし、下手なホラーの映画の何倍も生理的な怖さが襲ってきた。
できればスクリーンで観たかった…！
ぶっ飛べたかもしれない…！
映像技術については近年で最高レベルだと思いました。
ネタバレあり感想🤫
作品概要
映画のタイトルになっている『FALL』は落ちるという意味。
え？ストレート過ぎない？
地上600ｍのテレビ塔に上り、結果、落ちるの？っていう恐怖が観る前から感じられる。
夫の死という過去の悲しい出来事に向き合う為に、テレビ塔に上る事になるが、頂上付近ではしごが崩落し、2人は降下不可能になる。
そこには、食糧なし、電波なし、充電なし、救助もなし…。
この状況をどう打開していくのか？
いやぁ、かなりのスリルがあって面白かったです。苦手でなければぜひ鑑賞して欲しい一本ですね。
高さ600ｍまでの道のり
夫の死という哀しみへ向き合う為に親友と共に高さ６００mもあるテレビ塔に登るという挑戦に挑んだ女性2人の極限シチュエーション！
その600ｍの道のりもすごかった。
明らかに老朽化しているんですよ😣！
ギシギシ音が鳴っているし、本人達は気付いていないが、観ている僕らには分かる。つなぎとめているボルトがグラグラしている事、外れ掛かかっている事…。
このはしごが崩落する結末は安易に予想出来るわけだ！
それがいつ訪れるのか…、緊張感が高まる。
親友のハンターは、わざとはしごを揺らしたりとベッキーを挑発し笑う余裕すらある。
やめろ、何てことするんだ！馬鹿じゃないのと僕の心が叫ぶ！
途中、はしごの囲いが無くなり、むき出しのはしごを昇る。風が吹き上げる中、見降ろした下に見える車は、もう米粒程度にしか見えない。
大きなパラボラアンテナがあり、身体をねじり込んで昇り続け、やっと頂上へ。
辿り着いたものしか味わえない光景に包まれ、2人で歓声をあげて自撮りし、持ってきたドローンも飛ばし、塔のてっぺんに居る自らを撮影する。
その後、亡き夫の遺灰をばらまくことになり、夫への愛の言葉と共に涙するわけです。
行きは良い良い帰りは恐い！
目的を果たした2人は、ハーネスを装着し、今度はベッキーから降りていきます。はしごに足を乗せ、降り始めた瞬間、はしごは崩落してしまう。
落下するベッキーは、ロープで宙づりになり、かろうじで親友のハンターに支えられる。
もうね、ヒヤヒヤよ。助かってよかったよ。
いや、降りるはしごが無くなったこの状況って助かったと言えるのか？😥
リュックはパラボラアンテナまで落ち、引っかかっており、携帯していた荷物も食料も手元にない。
もうね、普通の人ならこの段階で詰んでいるですよ。
でも、クライミング上級者の2人は、普通の人が思いもしない…、
いや、選択すらしない行動に出る訳なんですよね。
ここに関しては、もう一番の見どころになるので、詳しくは伏せますが、もうね、手汗が大洪水だし、心拍数600超えるシーンの連続でした😥！
オチが幻覚ってちょっと萎えたりもするけど、あれほど極限状態だったらありえる範疇か。
てか、制作は『海底47m』のスタッフだし、幻覚オチが好きなのか？（笑）
最後に生きる覚悟を決めたベッキーの覚醒状態もすごくて、
ハゲワシを掴み殺して生肉を食べるし、親友ハンターの遺体をクッションにしてスマホを下に落とすし…。
無事に助かって生き残ったとしても、夫の死よりもトラウマになりそうで怖いけど。
アイデア次第で面白く出来るワンシチュエーション作品は、本当に素晴らしい。
映画は予算よりもアイデアや構想が大事だと教えてくれる。
劇中で登場人物が感じる恐怖や緊張感がリアルに見る側にも伝わってくるサバイバル作品であり、こういう作品が好きならめちゃめちゃお勧めしたい一本です！
以上、映画『FALL フォール』の感想でしたー👍
気になる作品の点数は？😣
10点中／ ８点です！
最後に😀
