映画.comより引用
天才物理学者と女性刑事のコンビが難事件を解決する名作‼
作品情報😀
作品名 | 容疑者Xの献身 |
制作国 | 日本 |
公開日 | 2008年10月4日 |
上映時間 | 128分 |
ジャンル | サスペンス |
映画サイト評価 | ◎映画.COM: ◎Filmarks: |
配信サイト | 配信状況 |
◎オリジナル映画/ドラマが充実‼ | |
◎31日間無料/600ポイントGET‼ | |
◎30日間無料体験可‼月額600円‼ | |
✖国内/海外ドラマが充実‼月額1026円~‼ | |
✖31日間無料お試しあり‼月額990円‼ | |
✖マーベル/スターウォーズが見放題‼月額990円~‼ |
※動画配信サブスクのアイコンをタッチすると鑑賞可能なサイトへそのまま飛べます‼
あらすじ📒
キャラクター紹介
◎湯川学(福山雅治:左):帝都大学で准教授として働く天才物理学者。変わっているが類なる天才で、テレビシリーズでも女性刑事の内海い協力して事件を解決してきた。
◎内海薫(柴咲コウ:右):熱意ある女性刑事。常に変人湯川に振り回されながら共に事件を解決しようと奮闘する。
◎石神哲哉(堤真一):元湯川の同級生で、現在は高校教師。人生に意義を見出せずにいたが…
◎花岡靖子(松雪泰子):別れた後も金をせびりに来る元旦那に付きまとわれ困っている。石神哲哉の隣の部屋に引っ越してきた。
『容疑者Xの献身』予告動画🎬
✔映画『容疑者Xの献身』の気になるCHECK POINT👍
作品の口コミ紹介!
サスペンス映画であるにも関わらず、トリックの説明に力を入れていない。また、事件に関連する人物のことを映画の中で事細かに説明してはいない。しかし、要所に散りばめられた描写から、登場人物の人柄や心境を想像し、その世界に浸ることができる。
ネタバレあり感想📒✨
ミスリードと伏線が素晴らしい!
これね、シリーズで最も人気で泣けると言われているタイトルなんですが、久しぶりに鑑賞して納得のストーリーでしたね!
伏線とミスリードが良く出来ていて最高です👍✨
警察の捜査を難航させたのは、花岡靖子親子のアリバイでした…。
石神はどうやって完ぺきなアリバイを作る事が出来たのか?
どうして、花岡靖子親子を助ける事を決意したのでしょうか?
そんな疑問が物語の序盤から沸き上がり、引き込み度は序盤からかなり好印象でした!
花岡靖子親子が殺人の容疑者として疑われないようにする為にはアリバイが必要でした。
そこで、石神は、事件に対して後付けでアリバイを工作するよりも、より完ぺきなアリバイを作り上げようと考えたわけです!
『犯行時間の操作』
犯行時間を操作する為に、もう一度事件を起こし、その間に親子には別のところでアリバイを作ってもらう。そう考えた石神は、事件とは全く関係の無いホームレスを巻き込みます!
花岡靖子親子が殺害してしまった富樫が泊まっていたホテルに宿泊させ、部屋に大量の指紋や毛髪などの形跡を残させた、富樫が着用していた衣服を着させ、殺害。
殺害した遺体を富樫の遺体と思わせる必要があり、判別が出来ないように顔を潰し、指紋はバーナーで焼き、本物の富樫の遺体は、バラバラにし隠した。
上記を行う事で実際に花岡靖子親子が富樫を殺害した死亡推定時刻から日付をすり替える事に成功。
石神がホームレスを殺害した日に親子には映画を観に行くように促した事で本物のアリバイが成立した訳なんです😯!
石神の謎行動の意味…
完ぺきなアリバイを作ってあげた親子に対して、今度はストーカー行為を行う石神…
序盤までの石神の印象とは違って、感情的でコントロールが利かない様子に違和感を抱きました。
そこには、石神の作戦があったのです🤔!
関係の無いホームレスの遺体を富樫の遺体にすり替えたことで事件の起きた日時が変わった。
花岡靖子親子にも完ぺきなアリバイが出来たが、更に親子への疑いを消すために、石神自らが罪をかぶる事を選択します。
謎に感じたストーカー行為は、「花岡靖子を独占したい程に好きで、邪魔となる元夫の富樫を殺害した」という動機を成立させる為の行動だったのです!
謎に感じていた石神らしくないストーカー行為の真相を知った時は、驚きでしたね!
罪をかぶった石神は自首し、自供していく訳ですが、実際にホームレスを殺害している事実がリアルな信ぴょう性を生み、嘘を見抜かれない作戦としては完ぺき!
天才数学者らしい緻密な計算と思わせぶりなミスリードに騙され、理解出来た時には驚きと繋がる真実に対する高揚感を味わえました~!
なぜ、石神はこれほどまでに親子に献身的だったのか?
誰からも相手にされない…。
高校教師をしているが授業も誰も聞いていない…。
そんな意味の見いだせない人生に絶望し、自宅で首を吊ろうとしている時に花岡靖子親子が隣に引っ越してきた訳です。
引っ越ししてきた挨拶をしに来た親子のお陰で石神は自殺を思いとどまり、親子との関わりが石神の生きる意味になっていきます。
名前を呼んでくれて、笑顔を見せてくれ、手を振ってくれる…
これまでに誰からも相手にされない人生に絶望していた石神にとっては、強い支えになったのだと思います。
僕は、人生に絶望はしていないし、石神の気持ちは感情的には理解できても、共感までは出来ませんでした。
だけど、絶望した人生に意味を与えてくれ、完ぺきだった作戦は最終的には崩れてしまいますが、花岡靖子がラストシーンで『本当にごめんなさい』と声をあげながら一緒に罰を受けると話してくれた事は、石神にとっては幸せな事だったのだろうなぁ。