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カップルにおすすめ!映画『SEE HEAR LOVE』山P主演、ネタバレあり感想!

映画SEE HEAR LOVEの画像 ラブストーリー

Amazon独占配信映画『SEE HEAR LOVE』号泣必死⁉

作品情報✨

制作国:日本
配信開始:2023年6月9日Amazon prime独占配信
上映時間:132分
ジャンル:ラブストーリー
監督:イ・ジェハン(私の頭の中の消しゴム、第3の愛、サヨナライツカ)
キャスト:山下智久、新木優子、高杉真宙、山本舞香、夏木マリ
前半は、ネタバレなしで、後半からはネタバレありで感想を書いています。
「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が山下智久を主演に迎えたラブストーリー!
〇ウェブ漫画家・NASTY CATの「見えなくても聞こえなくても愛してる」を原作に、視力を失う病に侵された漫画家の男性と聴覚障害を持つ女性の切なくも温かい愛の行方を描いた作品!
〇実にラブストーリーへの参加が6年ぶりでありながら、視覚障害を持つという難役に挑んだ主演・山下智久は、作品の世界観を追求して物語に寄り添ったバラードを主題歌としても歌っている。
SEE HEAR LOVE

(C)2023「SHL」partners

あらすじ📒

漫画家の泉本真治は、自身が心血を注いできた作品の映画化が決まり喜んでいた矢先、目が見えなくなる病を患ってしまう。ようやく軌道に乗ってきた連載漫画も休載を余儀なくされ、一緒に暮らす祖母の世話も困難になっていく。孤独と恐怖に襲われベランダから身を投げ出そうとした真治は、彼の漫画のファンで生まれつき耳が聞こえない相田響に助けられる。(映画.comより引用)

映画『SEE HEAR LOVE』予告動画🎬

ネタバレなし感想🤔

主演 山下智久とヒロイン 新木優子は完ぺきだったけど…

主演の山下智久さんは、目の見えない演技を、そして、ヒロインの新木優子さんは、聴覚障害を抱えた女性を演じた作品になっています。

2人がこの役柄に対してどれだけ時間を掛け、丁寧に作り上げてきたのかが、すごく伝わるような雰囲気が終始見れて良かったです。

山下智久さんは、実際に視覚障害のある方へ取材をしたり、自分の家で目隠しをして数時間過ごしてみたりと目が見えないという感覚がどういったものなのかを自身の中に落とし込んで演技に取り組んだとコメントされています。

YOSHIKI
YOSHIKI

僕は、その中でも、元々、目の見えていた人が見えなくなるという絶望感をすごく表現出来ているなという印象があり、その演技に感動しましたね。

ヒロインを演じた新木優子さんは、生まれながらにして耳が聞こえないという役柄に対して身に沁みついた手話だったり、ニュアンスが出てくるように手話の先生とかなり話込んだとコメントしている。

YOSHIKI
YOSHIKI

その中でも、印象的だったのは、ピアノのシーンですね。耳が聞こえない人がピアノを弾くという大変さを表現する為に、かなりの時間を使って練習をしたとコメントされていて、そのためか、すごき記憶に残るシーンになりましたね。

多少、突っ込みどころある演出もありはするんですが、2人が作る雰囲気はほぼ完ぺきでした♡

しかし、それをぶち壊してしまう要素も同時に作品にはあって大号泣には至らず…。

その点は、下のネタバレあり感想の部分で話してて行きたいと思いますので、鑑賞後に読んでもらえて共感出来たら嬉しいです!

SEE HEAR LOVE映画の画像

(C)2023「SHL」partners

✔映画『SEE HEAR LOVE』観る前に気になるCHECK POINT👍

目が見えなくなる漫画家と聴覚障害のある女性の恋愛を描き、良くも悪くも「私の頭の中の消消しゴム」の雰囲気が味わえ、泣けるラブストーリーになっている。
山下智久さんの目の見えない演技が素晴らしい。また、ヒロイン役の新木優子さんの聴覚障害の演技も自然体で、また、山下智久さんの歌う主題歌が作品の余韻を高めている。
主演とヒロインの2人の雰囲気は抜群なのに周囲の人物像が雰囲気を壊している印象がある。
◎1人で鑑賞4.0:1人で泣きたい夜に!
◎恋人と鑑賞5.0:お互いの大切さに気付ける!
◎家族と鑑賞3.0:気まずくはならないけど…
◎子供と鑑賞2.0:子供が寝た後に!

ネタバレあり感想🤫

目の見えない演技!

山下智久さんの目の見えない演技がすごく良かったです。

視覚障害者に対して取材をしたり、実際に目隠しをして自宅で数時間過ごしたりと目が見えないという状況を自身に落とし込んで撮影に挑んだというコメントに加えて、撮影方法も良かったです。

役者に当てる照明を極力控えたのか、山下智久さんの目が暗く感じ、本当に目の見えていない人に見えてしまっているんですよね。

特に元々見えていたのに見えなくなっていくという絶望感を描くシーンもすごく良かったです。

目が見えなくなり、その事実に向き合う間もあまり無いまま、同居しているおばあちゃんが怪我をしたり、書いている漫画の切羽詰まった状況もあり受容する暇も無い…。

偶然出会ったタクシー運転手の男性も、山下智久さんの書く漫画のファンだった事から、おばあちゃんの施設入所を手伝ってくれたり、点字教材を手渡し、「漫画を諦めないで」を優しく声を掛けてくれる。その行為に毅然とした態度で向き合う姿勢から目が見えなくなった事に対する感情があまり感じられず、違和感を覚えたんです。

おばあちゃんが施設に入所し、1人になった家に帰った後、押し寄せる「目が見えないという事実」に向き合う時間に、一気に感情が爆発するシーンは、とても見ていて苦しくて、先ほどまで感じていた違和感を吹き飛ばしてくれ、自身の事よりも周りを優先出来る優しい人なんだなと感じましたね。

そういった共感できる人物像はすごく好印象でした。

主演とヒロインの出会い

2人の映る場面はどれもお気に入り。

役側に地道に取り組んで来たんだなっていう雰囲気が凄く伝わってくる。

目が見えなくなり、自暴自棄になり、絶望に包まれていく様子を違和感なく演じているし、その主人公が自殺を図るシーンも良かったです。

身投げをしようとしている主人公をヒロインが必死に止める場面なんですが、すごくね、胸打たれるんですよね。

YOSHIKI
YOSHIKI

健康に過ごす僕らには、分からない、あるいは理解に時間が掛かる心理描写を目の見えない/耳が聞こえないという障害を抱えた共通点から一気に気持ちを理解したようにも見え、2人が初めて出会ったこのシーンは、すごく印象に残っていますね。

残念な点がこの作品にはある!

ここまで割と好印象な感想を述べてきているんですけど、本来、「私の頭の中の消しゴム」のように大号泣するはずの作品で、そうならなかった理由には、2人を囲む登場人物の存在があります。

もうね、ここが最悪に感じてしまうくらに好きじゃなったです。

まず、始めに主人公に、目が見えなくなった本当の理由を告げる医者の雰囲気です。

はじめは、眼圧が上がり視力低下に繋がったとありましたが、脳MRIにて腫瘍が見つかり、視力が奪われた本当の理由や今後どうなっていくという過酷な事実を伝えるシーンが超雑過ぎ。

足組んで、説明に感情が無く、全然、患者の心をケアしながら、配慮しながら話すという姿勢が無く、実は、脳腫瘍が原因で、このままでは命の危険もあるという深刻なシーンも台無し。

他にも高杉真宙さん、山口紗弥加さんのキャラも主演/ヒロインの持つ障害を抱える2人の雰囲気と合っていなく奇妙な雰囲気があるんです。

YOSHIKI
YOSHIKI

感動的であり、切ないラストで観客を泣かせたいのか、コメディ要素で笑わせたいのか🤔!

これらがうまく嚙み合わず、主演/ヒロインの演技で作られた良い雰囲気を他のキャラが間に出てきては、ぶち壊すという残念なPOINTになっていましたね。

感情が一場面ごとにリセットさせられるのが、いまいち乗れず辛かったですね。

映画館とかで観れたらもう少し感情移入もしやすかったと思いますけど、今回は配信作品ですし、ちぃっと辛口になってしまいましたね。

でも、本当に主演の2人は凄く良い雰囲気を作ってくれ、タイトルにある『見えなくても聞こえなくても愛してる』をすごく丁寧に演じていますので、この2人に注目して観るのが、おすすめの観方かもしれません。

以上、映画『SEE HEAR LOVE』の感想でしたー👍

気になる作品の点数は?😣

10点中/ 点です!

最後に😀

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